自分には何もできない。
だからできることをやろう。
というわけで、北の都を訪れた。
仕事では何度か行ったことはあるけれど、
滞在時間数時間のとんぼ帰りだったので、
これが初めての仙台だ。
名物を食べたり、お土産を買ったり、温泉に浸かったり、お酒を飲んだりと
やることは変わらないし、それが一体に何になるのかもわからないけど、
今回も僕らの食い倒れ珍道中はしょっぱな震度4のサプライズもものともせず、
体調悪くなるまで、NOと言えないエンドレスの新年会状態だった。
①牛タンを喰らう。
案の定店の前には列が出来ていて、その上、年末年始の短縮営業で
ラストオーダー間際の入店となった。
一日20食限定メニューは当然のごとく完売で、時間もないのでとっとと
注文、とっとと食べて終了。しお、たれ、みその3種の味を堪能した。
②すしを喰らう。
近くの港の状況や、ネタの仕入れ具合はわからないが、ここではすしも外せない。
魚も申し分ないが、初めて食べた「ギバサ」に唸った。
牡蠣が旬のようだったが仕入れは厳しそうだった。
牛タンの賑わい、若さも捨てがたいが、自分としてはすし屋の静けさ、落ち着きが合っている。
もう、おじいちゃんだからね、などと横から飛んでくるが軽く受け流す...
カッコつけて白ワインなんか飲んだりするのもまた良し。
③甘味を喰らう。
いつもお土産に買えずにいた「ずんだ」をフルコースでいただく。
ノーマルなずんだ餅に始まり、ずんだプリン、ずんだロール、ずんだチーズケーキ...
ずんだシェイクはまたの機会に。
④湯に浸かる。
ローカル線に揺られて着いたところは雪景色だった。
何となくそうかなと思っていたけど、暖かかったので余計嬉しくなった。
地元の方にはやっかいな雪も、全く降らないところに住んでいる者にとっては
これこそ非日常であり、最高の気分を演出してくれる小道具だ。
食事までに時間があったので散歩する。
20分も歩けば終わってしまうような狭い街を2人して歩く。
だんごやまんじゅうを買って宿に戻ると再び雪が降り出した。
ちらつく雪の中浸かった露天風呂に満足し、ここ数日の疲れと寝不足を
解消すべく、長い夜をのんびりと過ごした。
⑤土産を買う。
再び仙台に戻り、みやげ店をはしごする。
2人で買ってかなりの量になったので宅配便で送ることにする。
帰りの新幹線が超満員だったのでこれは正解だった。
⑥体調を崩す。
食べすぎなのか、寝不足なのか、年のせいか、ホテルの部屋から
一歩も出ることができないまま、最終日を迎えた。
食欲もなし、出かける元気なし、ひたすら眠り、ずっとベッドの上で過ごした。
ごめんね、と言う僕にキミは優しい。
⑦更に体調を崩す。
新年早々これだから...
この連休に救われる。
※今年もいろんなことがあるだろうけどよろしくね。
# by ten2547 | 2012-01-07 10:36 | 旅行