2005年 02月 20日 ( 2 )

I miss you

遠い国からメールが届く。拙い表現だけど、今の僕には何よりの励ましだ。
僕のたった一人の「家族」は“餓死”という言葉の存在しない、豊かな大地に倹しく暮らす。
暖かな陽射しと柔らかな風の中でゆっくりと歩くけれど、明日という日は遠い。
豊かさと貧困の定義は全く違うモノサシをあてられ、どちらが正で誤なのかはわからない。
でも、こころの底を流れる感情にはたいして違いがないとすれば、今キミが僕に会いたがっている理由はひとつしかないね。僕がキミに会いに行く理由がいくつも複雑に絡まっているのとは対照的だ。キミはストレートで自分に正直だ。少し気が利かない、遠慮しすぎなのにホントは貪欲だったりと、時々僕をイライラさせるけれど、僕が今まで出会った人間の中で一番すばらしい。キミは僕になりたくて、僕はキミに自分にないものを見出す。輪廻転生は血液のように身体を流れ、言葉のように自然に発せられる存在で、毎日徳を重ね、喜捨をし、ひたすら祈ることで来世の安寧を願う。現世は仮の姿で、今がもし不幸だとすればそれは前世の自分の行いのせいで、今は甘んじて受け入れよう。誰のせいでもない。そういう時の流れの中で、落ちた花瓶は割れ、突然遺産を相続し、ある日車に跳ねられて死んでしまうのだ。こころ穏やかに受け入れる時、絶望とか諦観ではない、希望とも違う安定した道がぼんやりと開けてくる。何を質問してもキミは答えない。答えられない。考えないということは自分の力では何をどうしても何も変わらないという現実の中で得た技術なのかもしれない。かといって悪の道に走るでもなく、部屋を掃除して金魚に餌をあげ、立派に日常を生きながら、こんな僕にメールを送ってくれる優しさも失わない。
そんなキミに僕がしてあげられることは何もない。
きっと僕らは30年後も、潮風に吹かれながら、だまって海を見つめているだろう。
そんな未来を語り合う時が一番シアワセだった。
そしてともに灰になり、あの大河に舞う時まで、家族でいたいよね。
それをうまく伝えることはできないけれど、いつか自分の言葉でそう言ってみたい。

僕がキミに一番望むこと、ずっと望んできたこと、それはね..

※続きは「遺書」に書き記そう。
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by ten2547 | 2005-02-20 21:40

ビジョンが無い

って言う人がいる。
彼の行動は不可解で、何を目的に、目標にしているのか、どういうビジョンを持っているのかが見えないと。ビジョンね。

この国に存在しないものを個人には求める。
どこへ行こうとしているのか、どうなりたいのか、ちゃんと言える人がどこかにいるの?
莫大な借金かかえて1億3000万人もろとも破滅に追いやろうとしながら、
今夜もどこかの料亭で下らない話に花咲かせ、高カロリー食品で腹を満たす脂ぎった人々にちゃんと説明してもらいたいよね。
公僕面して札束枕に「下々の者」を軽蔑のまなざしで見下ろす奴らに知って欲しいよね、鉛筆1本でさえ無駄使い出来ない現実を。

彼は型破りだから、若いから、ネクタイ締めないから、無礼だから、年寄りに嫌われる。
いいじゃない、嫌われても。
このまま巨大な力に押しつぶされても、彼はそれでもいいんだと言うかな?

そうまでしても、この国は変わらない。
変えると「損する」人がいるからだ。
何でもカネで解決できると思うなよと睨みつけるアンタはおカネには全く興味ないんだもんね。
いいなあ。いい暮らしだなあ。
僕の「おとうと」に少し分けてやってよ。

彼の「負け」を宣言する人が増え始め、天にそびえるオフィスビルの向こうに、ムクムクと暗雲が立ち昇る。そこでよだれを垂らしながら、大好きなおカネを食べようとナイフとフォークを持って待っている「お客さん」は黒いシルエットのままで、胃袋だけがリアルに見えている。

結局世の中おカネなんだよね。
でも、そう言った人が「負ける」ルールなんだ。

※本音と建前とも言う。
  僕はおカネより健康が欲しい、です。
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by ten2547 | 2005-02-20 13:50