TOUCH & GO!
キミは、年下のキミは、大人の振る舞いで、僕を軽く諌めながらも、
いとも簡単に「ひざまずかせた」ね。
僕は持てる理性を最大限に発揮しつつ、キミを「ほおばった」んだよ。
深夜の街で。
途方もない不安が僕を襲う。
今の“やじろべえ”は、大きく東に傾いていて、僕は、どれだけ冷静を装うとしても、自分の心の声に素直に従ってしまうから、全部、まるごと全部、キミに見透かされている。
恋愛とはほど遠い。
一方通行の感情の矢を何本放とうとも的を射ることはできない。
それは僕の腕が悪いからでもあるが、たぶん、とんでもない思い違いをしているせいだと思うと、これは僕の途方もない勘違いの産物であると思うと、全てを破壊したくなる。
どうしてこんな時に、こんな気持ちになってしまうのだろう。
どうしてこんな形で、人を好きになんかなってしまったのだろう。
どうして、こんな風にしか、考えることができないんだろう。
また、同じことを繰り返す。
また、振り出しに戻る。
最悪の事態だけを想定しようとしている。
最高の瞬間で終わりにしようと企んでいる。
あの時、キミを最後までいかせるべきだったと思う。
キミを放してしまったのが、最大のミステイクだ。
もう再び離陸することはできないだろう。
※着陸に失敗しました....
by ten2547 | 2008-04-29 16:15 | 色恋