背水の陣
もう、後がない。
彼らは今夜、眠れぬ夜を過ごすことだろう。
僕にはまるで関係ないことでも、周りはその話題一色で、無理やり首を突っ込んでも違和感だけが残る。ホントはどうでもいい。でもそのとばっちりが来るのも迷惑なんで、一応良い結果を望むフリなんかしてみる。
結果がはっきり出る世界に生きる人たちは大変だ。勝つか負けるか、どちらかしかない。
僕の世界も同じなんだろうけど、まあこれだけぬるま湯に浸かりきっていては、最初から勝負はついているようなものだ。負けたという実感もないけど、勝ったという満足感もない。淡々と、でもそれなりに白黒ははっきりさせようとはしている。灰色が最終的に残るとしても、初めからそれに甘んじているんじゃない。妥協の産物かもしれないし、大人の解決とも言える。
引き分け、なのかもしれない。平和な解決方法だ。みんながシアワセになんかなれるわけないのに、形式的にはそうありたいと願う。
逆転満塁サヨナラホームラン、みたいに劇的な幕切れなんてそう滅多にはない。
押し出しの1点でも、自殺点でも結果がよければそれでいいのだ。
たまに、反則もしているかも。
それは、内緒だけど、「ウソモホウベン」だね。(使い方間違ってるか..)
※明日はちゃんと関心あるフリをして「組織の一員」を演じよう、と思う。
by ten2547 | 2005-07-05 21:21