十六夜 うたた寝 再びの..

あ..いつの間にか眠っていた。
何をどこまでやったか覚えていない。
吸い込まれるように、体を預けていた。誰か、飲みのものにクスリ入れたか?
誰かって、誰もいないじゃないか、この部屋には。
いた。こっちを見ている。今夜は来ないのかと思ったら、ぽっかり浮かんでる。
変わらず輝いている。
キミの仕業だな。

今朝、つまりは25日の朝から胸が痛かった。
また、「眠れる爆弾」がどこか別の神経を刺激する。
全ての神経回路はつながっているのだ。
痛点を刺激すると、別のところが痛むという連鎖が僕を蝕んだ。
痛みは、僕を押し倒し、首根っこをつかんで白状させる。
急に弱気になって、全てを放棄する。
さっきまでの威勢の良さはあとかたもなく消えうせ、涙を流して許しを請う。

情けないとは思わない。
なぜこんなにも眠いのかはわからない。
自分のことなのに、自分が一番知らないことがある。
自分の目では確認できないことがある。
白いベッドには戻りたくない。

窓の外、月がじっと見ている。
キミは全部知ってるね。僕が眠りに落ちてから朝まで何をしているか。
ちゃんと証言してくれるよね、僕のアリバイを。

※不安です。
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by ten2547 | 2005-05-26 00:16