友、帰る。

海外で暮らしていた友人から電話があった。
最愛の人を亡くし、悲しみのあまり全てを整理して行ってしまった彼が、
1年半振りに帰国した。

風の便りで元気にしているとは聞いていたが、
キミならどこででもたくましく生きていけるのはわかっていた。

時には嫉妬し、時には距離を置きたいと思い、時には楽しい時間を過ごした、
僕にとっては少し複雑で微妙な間柄だけど、
また、再会して、以前のようにいい友達でいられるだろうか。

何だろう。こころの片隅でキリキリって音がした。

また悪い癖で、過去に冷たくあたろうとする自分がいた。
チョッと恐い顔して、首を横に振っている。
わかるよ、君の言いたいことは。
今の僕は、きっと大丈夫だと思う。
同じ過ちは繰り返さないと思う。

静かな暮らしが一番大切、なんてジジくさいことを
平気で言えるようになった。

僕らはもう、そんな領域に達しようとしている。

友よ、キミは相変わらずだろうか。
全く同じ調子で再開するんだろうか。
人生第三幕を。

※僕はついていけません..
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by ten2547 | 2005-03-16 23:33