ペオンムコスタミオナール

どんなに罵られようと、怒鳴られようと、ただひたすら頭を下げて耐えていればいい。
そういうことを覚えた人は、ひとときグッとガマンすればまた元通りに戻れることを知っている。
多少プライドが傷つくくらいどうってことない。

面倒な手続きがいやだからと保険金を請求しない人が多いほど、保険屋は繁盛する。
でも最近は「不払い」問題が怖くて、向こうから支払いを勧めてくれるようになった。
それもかなりご丁寧で執拗だ。アツモノニコリテ...か。

まるで身体がその周期を記憶したかのように、きまってこの時期自己主張を始める。
何かの警告のようでもあり、単なる偶然のようでもある。
どうしても諦めきれない想いがあるとき、多少の体調不良はなかったことにしたいし、実際、気力で乗り切るってことはあるんだと自己暗示にかけてみる。

世間の波に何とか逆らわずに、安定した暮らしがしたいともがいてみても、ある日突然、平穏な日々が崩壊することだってある。自分で選んだ道だから仕方がないと割り切ろうとしても、どうしても割り切れない端数を抱えて厳しい現実と向き合うとき、誰かのせいにすることで救われようとする、そんな一見おとなしい人間が見知らぬ人に刃を向ける。

刃を向けられた人はその理不尽さを呪い、からだとこころの痛みに耐えつつも、いかに自分が幸せで、恵まれた人生を送っているかを実感する。
昨日まで気付かなかった、ささやかで平凡な生活の中にある、ありふれたものだけど。

今日はできただろうか。
明日はできるだろうか。
明後日には僕は警告をことごとく無視して自分の持つ可能性に賭けてみる。
大袈裟だけど、他に何もないのならそれくらいで丁度いい。

だから今日は黙って見送った。
そして明日もひたすら耐え忍ぼう。
明後日になれば僕は違う人格と札束を携えて世界経済の妙に遊ぶ、かも...

バカだね。
この時期になると僕の身体が僕に向かってそう笑う。

なす術もなし。

返す言葉はなおさらない。

全ては彼の手に内にある、見えざる力によって導かれる、果てしなき戯言に過ぎず。

でも、シアワセ。


※背徳 偽善 快楽 虚無 絶望 その先の安寧
[PR]

by ten2547 | 2008-12-25 22:29 | 雑感