太陽か月か... 

僕らの日常は淡々と過ぎていく。
キミは住所を変更し、キミの郵便がポストに届くようになって、2ヶ月。
少しずつ、少しずつ、2人の人生が融合していく。
決して交わらない部分も残しながら、
それでももう互いの存在無しには生きていけないような錯覚と、
それと裏腹に時折牙をむく心の奥底の残酷が妙にリアルで、
一瞬で消え去る脆さに怯える。

ふと、よぎる、疑念。

本当に大丈夫だろうか。
僕らの間にヒミツなんてないよね?

キミの目が潤む。
キミの瞳が曇る。

僕が尋ねる。
何が欲しいのかと。
何が望みなのかと。

キミは応えない。
キミは答えない。
それがコタエであるかのように。
いつものセリフでお茶を濁す。

そうじゃなくて、
僕が本当に知りたいのは、
そういうことじゃなくて、
どっちがいいのかってこと。

どっちでもいいは、
どうでもいいと一緒。
どっちでもいいは、
どっちも嫌と同じ。

コタエテホシインダ。
ボクハキミノコトバデキキタインダ。

僕は意地悪だね。
いや、そうじゃない。

キミがそうせるんだ。
僕の邪悪な部分を刺激する、
そのまなざしの先にある淫らな欲望が、
僕を狂わせる。


※これだけはハッキリさせないんだね。
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by ten2547 | 2011-06-19 10:56 | 青筆