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上半期

特に何の感慨もなく、半年が過ぎる。
上半期ベストテン!などと数えるほどの事件は何もないけれど、今年はなんと言っても身体の不調だろうな。10日間とは言え、人生で一番長い入院もしたし、今こうして何とか生きていられることに感謝しつつ(大袈裟やのう)、怒涛の下半期へと突入する。

今年は一般的にはある転機の年だそうだ。
慣習とか、言い伝えとか、根拠があるようでないようで、でも「ほれ見たことか」と手を叩く人もいて、まあ、信じる信じないの差はあるにせよ、何らかの「節目」として心の隅に置いておくぐらいはした方がいいのかも。
よく車を買えば「安全祈願」に何とか神社へ、受験の時は天神様で、安産のお守りや厄除けとか、やたら神頼みで乗り切ろうとするものだが、僕は全く関心がない。受験の時も特に合格祈願なるものは行った覚えがない。親が勝手にしたものはあるけれど、祈ってる暇があれば勉強した方がいいや、などと生意気なことをノタマッテイタ。当然その報いはあるわけで、人生紆余曲折である。車にもお守りはないし、とっくにカミサマには見放されているだろう。
だから、それなりに厄災にも遭っている。命にかかわるようなものはないけれど、人並みには経験しているのではないだろうか。
それが不信心ゆえの結果なのか、単にそういう運命なのかはわからない。
大好きなタイに行くと、それは顕著になる。みな、祈っている。自分のために、来世のために手を合わせる。いいことがあればお礼もする。ほとけ様かやおよろずの神々か、精霊か何かはわからないが、見えざる力に対して一心不乱に祈りを捧げる人々を見ていると「祈ったって何も変わらないよ!」などと余計なお世話をしたくなる。このバチ当りめ!!

下半期は仕事がヤマ場を迎える。
なんだかとてもワクワクする。
いつも、成功する姿を想像して(こういう思い込みは結構役に立つ)、多少の障害は笑って受け、最後に笑うのはこの僕さ!ってその時は一歩下がるのである。それで何とかなってきた。甘い見通しだが、今度もきっとうまく行く。カミサマは全てご存知だから、いやいやと首を横に振るかもしれないが、それも想定内だ。

心配なのはこのヤワな身体とモロいココロぐらいのものだろう..(違うぞ~と声がする)

※仕事は4月~3月だからまだ上期の途中だけどね~。
  暦年という単位ではもう半年すぎちゃったんだ。1年なんてあっという間だ。
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by ten2547 | 2005-06-30 21:41

緊張の朝

多分、会社勤めをする者にとって、自分の、自分達のプランを上の人に対してプレゼンする時って緊張の一瞬であるとともに、仕事の成否についての審判を仰ぐ、祈りの時間でもある。
目の前にズラッと並ぶ「お偉方」、説明を終えて、さて、その反応は?
誰もが息を飲む。
このプランを否定されたら、また一からやり直しだ。あれほど時間をかけて練り上げてきた、自信はある、満場一致で可決されるはずだ。一言一言のコメントに耳を研ぎ澄まし、メモし、時には笑顔もこぼれる。

何とか和やかに時は過ぎ、異議なしの雰囲気の中、事務局案は通過した。(と、思う)
心地よい緊張感から解放され、またいつも通りの業務に就く。
たまにはこんな朝もいいかも..。

ホントに大変なのはこれからだ。

いいチームだし、僕もがんばらないと!

※それにしても蒸し暑い。でもやっぱり冷房は苦手だ。
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by ten2547 | 2005-06-29 22:05

隣の百年戦争

朝のテレビニュースに「鬼の形相」が大写しになる。
何かわめきながら音楽をガンガン鳴らし、ふとんを叩き、車のクラクションが吠える。
お隣さんがある日、宇宙人のように変身し、牙を剥いて襲いかかってくるなんて..

勝手に境界線に塀を建てたと言って、
芝刈り機の音がウルサイからと言って、
樹木に発生した虫のせいで子供がかぶれたと言って、
除草剤の散布のせいで、洗濯物が汚れた、飼い犬が死んだと言って、
うちを覗いていると言って、
あとから来たくせに、なんやかんやとクレームをつけてくる人を見てきた。
アレが自分の隣人だったらたまらないと思う。
多少の騒音、お互い様。
言い易い相手だから遠慮ないだけで、自分たちで解決する意志もないから、
役所へ訴えるぞ!などと匿名の電話もかかってきたりする。

一旦こじれた関係は、そう簡単には元には戻らない。
持ち家なら、そうたやすく引っ越すことも出来ない。
マンションの場合はもっと悲惨で、上下左右、どんな人が住んでいるかもわからない。

「挨拶がない」と彼女は言った。
呼び鈴を押しても出てこないような都会では、ヘタに挨拶になんか行こうものなら、不審者扱いだ。
兎角、この世は住みにくい。

※自分の家なのに、抜き足差し足でビクビクしながら生活するなんてあまりにも悲しい。
 
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by ten2547 | 2005-06-28 22:00

平成の眠りを覚ます理路整然 麗しき姿にメモ取る手も止まる

アナタは風のように現れました。
西の国から、黒船ならぬ白い列車に乗って、この国の民を統治しようと遥々やって来ました。
お国訛りが優しく響き、凛としたたたずまいと、美しい髪、端正な横顔に僕は自失しておりました。職務も忘れて、アナタと視線が合うように、不躾なまなざしを投げかけておりました。
アナタがこちらを向いて微笑むたび、僕の胸は高鳴ったのでした。

少しでも長く、アナタとともに過ごしていたくて、出席者に質問はないかと尋ねましたが、首を横に振るばかり、無情にも短い会合は終わりを告げたのでした。
その労をねぎらいたくて、少しでも僕の気持を伝えたくて、アナタの姿が見えなくなるまで、僕は見送りました。もう二度とお会いすることはないとわかっているから、残った名刺に刻まれたアナタの名前を呼んでみました。声に出さず。

それは、蒸し暑い梅雨の晴れ間の、憂鬱であるはずの月曜日に訪れた突然の幸福でした。
その場にいた者の中で、唯一僕だけが感じた喜びでした。
こんなことがあるから人生はおもしろい。

※今回の件は僕のチカラではどうにもなりませんが、もしかすると別の場面でお世話になることになるかもしれません。その時はどうぞよろしくお願い致します。
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by ten2547 | 2005-06-27 21:37

半年過ぎてなお..

あの大災害から今日で半年です、と小さな記事。
まだ帰らぬ人もいる、らしい。
百万人が依然として避難生活をしている、らしい。
南国の楽園は回復しつつある、らしい。

※忘れた頃にやってくるのは何だろう?次はどこだろう?
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by ten2547 | 2005-06-26 10:14

15の春

その時、僕は何を考えてたんだろう。
15歳のころの日記を開いてみる。あまりに直接的な表現に思わず苦笑する。
悩んでいる。受験のこと、恋愛のこと、人生のこと、家族のこと、友達のこと、そして、幼い僕を突然襲った残酷な運命についても..言葉は稚拙だけど、今よりずっと素直に自分と向き合っていたような気がする。あふれ出る衝動を抑えきれず、人に言えないような恥ずかしい行動に走った時もあった。挫折し、失望し、時には歓喜し、何だかよくわからないけど、自分にとても厳しい。でもそれは、自分に甘かったからこその叱咤激励だったのだと思う。それは今でも大して変わらない。自分は弱く、だらしなく、だけど自分の気持にはいつも正直であろうとして玉砕した日々、生きることの意味を自分なりにつかもうと必死だった。
念願の高校に合格した日の喜びと、その後の悲惨な高校生活の対比を見ていると、自分のとっての転換期は高校時代だったのだと思う。ムリして入った高校で、僕は現実の厳しさと自分の甘さに直面し、最初は逃げていた。もう逃げるところがなくなって、自分ではどうしようもなくなった時、追い詰められた手負いのネズミは最近の若者のようにそのエネルギーの行方を本能に委ねようとしていた。理性の枠組みをあっさりと外してしまう「魔の時」がいつ訪れてもおかしくなかった。だからって親を殺めることもなく、自ら逝くこともなく、精神を病むこともなく、何とか、本当に何とかここまで生きてきた。かろうじて僕は人間の皮一枚でつながっていた。
それは単に僕が臆病だったからで、強い精神力とか自制心とかキレイなもののおかげではなかった。キレなかったのは勇気がなかったから、ただそれだけだろう。
15歳で人生の悲しい節目を迎えた少年たちがいる。
危うい年代は受け止める器の大きさと、自分を取り巻く出来事の大きさに戸惑う。それはあまりに狭い世界でのことで、まだ世の中を知らない彼らにはそこを脱出する手段さえ思いつかない。いくらでも楽になる方法はあるのに、目の前の障害を消し去ること、ただそれだけが自分を守る方法だと、経験ではなく、本能が指図する。その瞬間は動物に還っている。脳内伝達物質や伝達神経系が一瞬途切れるのだ。
かくして自己防衛に成功した彼らは、敵を倒した安堵感とそれが社会的には許されないという自分の知らない世界の基準で裁かれる別の違和感の中で「反省の日々」を送ることになる。
時には遠くまで逃げたっていいのにね。撤収!と叫んで白旗揚げても構わないのにね。きっといつか知る。自分が半径2キロの檻の中しか知らなかったことに。世界は広く、その中では自分の存在も悩みも小さなものだったことを。あの時、自分の身体いっぱいに溜まっていた悲しみ、憎しみ、絶望、恐怖、その全てが実は自分とは関係のない社会的な枠組みで、知らない誰かによって作られた虚構のようなものであることに。な~んだ、こんなもののために僕は大切なものを我慢していたんだ、そう気づく時が来る。そして15の自分を振り返り思うのだ。
あの時の自分は未熟だった。幼かった。そして自分に正直すぎた。と。

※だけど、大人になるとわかるよって言うのもウソだ。それは経験によるもので年齢の問題ではないことに気づけば、成人式の無意味さも明白だ。
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by ten2547 | 2005-06-26 09:43

おててつないで..

人の気持は複雑だ。
望んだことと違っていると、目の前に自分を見つめる目があった場合、どうして?と聞かれてもうまく説明できない。キライじゃない、でもスキというのとも違う。極めてニュートラルな感情がそこにある。でも、キミと手を繋いで歩いた深夜の街は、それ以上の関係の行く末を暗示しているようで、だからこそ僕の行動は不可解で、ナゼ?の嵐を巻き起こしてしまった。
わからない。僕にも。わからないけど、ここで自分に負けてはいけないともう一人のボクが言う。それは前から、初めてキミに会った時から、ずっとそう思い続けて来た。その理由をいまだに僕はうまく説明できないでいる。
多分、キミの本当の気持がつかみきれていないから。きっと僕を都合よく利用しようとしているんだろうと、意地悪な見方をしているから。そして何よりも僕の臆病さから、本能的に避けている。キミとはここまでって決めている。それを言葉で伝えることはできなかった。

辛いとは思わない。
それは僕の気持の答えを別の形で言い表している。
だけど、その後の酒はあまりに重く、僕を不快にさせた。
それもまた僕の答え。

人間は複雑だ。

※キミの手のぬくもりは、とてもシアワセな気分にさせてくれた。これはヒトリゴト..
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by ten2547 | 2005-06-25 10:34

Bistoro “quatre femme”

お箸の国の人だから、ナイフとフォークは苦手だけれど、たまにはこんなところで、ちょっと気取ってお食事なんてのもいいかもね。
「オンナ4人」集まれば、カタイ話は抜きにして、トリビアな話題がテーブルに山積みになって行き、驚きのデザートが終わる頃にはあれほどの空腹感もきっちり満たされている。

※フランス語はデタラメだし、オンナ3人にオトコが1人が正しいけれど、これでいいのだ。
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by ten2547 | 2005-06-25 10:19

純粋パースペクティヴ

見方を変えればキミはステキだった。
白いシャツがまぶしかったし、何よりキミの優しさがうれしかった。
全身からにじみ出る人柄の良さ、決して感情を昂ぶらせたりしない穏やかさ、そして、はにかむような笑顔が僕をシアワセにしてくれた。

ルックスとか、スタイルとかそんな要素じゃなく、僕を釘付けにするものが、またひとつ増えた。近くて遠いその存在は、暖かい家庭に帰れば、更に柔らかさを増すのだろうか。

見方を変えればキミはそこにいなくてはならない人だった。
何だかわけのわからないことを口走るキミらのプチボスを、しっかりフォローしてやってくれよ。キミの聡明さで。キミの賢明さで。そしてキミのウォームハートで。

優しさは時には邪魔だ。
優しさは時に人を傷つける。
キミがもし激昂することがあったら、それはそれでステキなことかもしれない。

見方を変えれば、ね。

※ホントのキミはどうか知らないけど..
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by ten2547 | 2005-06-23 23:01

望月隠れてしとどに濡れる魔都に惑う

蒸し暑い都会を行く。
その気候に全く似つかわしくない姿で。
冷房の効いたオフィスでは「環境パフォーマンス」が行われているが、外に出れば汗だくの男たちでさらに湿度が上昇している。
東京-。
何でこんなに広いんだ。
どうしてこんなに人が多いんだ。
なぜ上着を着たままで平気なんだ。
そして、何故こんなに楽しく、刺激的で、疲れる、おもろい街なんだ!

僕はひととき、携帯電話片手に都会を闊歩し、「めちゃめちゃ忙しいビジネスマン役」に酔っていた。そうそう、こういうのやってみたかったんだよね。携帯電話2つくらい持って、電車の中だろうが何だろうがでなきゃならないんだよ!っていう感じ。西から東へ電車乗り継いで、腕時計覗き込み、さっさと次のポイントへ移動する。即断即決、商談成立、ほんとドラマみたいだ。

今夜は満月だったんだよね。
花鳥風月愛でてる場合じゃないけど、やっぱり「その日」はいつもと違う。
エキサイティングな2日間だった。

※初めて上京した田舎モノよろしく、地下鉄の乗り継ぎもぎこちなく、最後は新宿のど真ん中で終ったこの物語に今のところ「つづき」はない。シナリオは自分で書くしかない。
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by ten2547 | 2005-06-22 23:01