休日、午後、恋人たちのいる風景Ⅱ

日曜日の午後、電話が鳴った。
友達からお昼ご飯のお誘いだ。
ごめん、今食べたばっかり(独りでね)
でもお茶なら付き合えるからと、10分で支度した。

彼と、そのパートナーそして僕、の3人が平和な家族が集うファミレスで、久しぶりの再会を楽しむ。僕はいわば「お邪魔虫」なんだけど、まあ、僕らの間柄なら「ちょっとした刺激」とも言えるのかな。気の置けない、ホントにくつろげる楽しい時間が過ぎていく。

タイに行った時、友人が友達や兄弟親戚と機関銃のように話しているのをぼ~っと眺めてて、『何をそんなに話すことがあるんだろう?』って思ったけど、今日の僕らはまさにそのものだったな。次から次へとまるで尽きることなくあふれ出る他愛も無い話題は、全然つながっていないようで、それでいて淀みなく、全てが関連しているかのようにサラサラと流れていく。

彼らを見ていると僕もシアワセな気分になる。人と付き合うっていろいろ大変なこともあるだろうけど、一緒に分かち合えることもたくさんあって、互いに支え合い、何かひとつの形を作り上げていることに自然と安心感が伝わってくる。だから僕もこんなに無防備になれる。弛緩し、何かから解放されたような気分だ。僕の存在がまた、彼らにとってプラスになっていれば嬉しい、などと、一応自分の存在意義に付いても確認することも忘れない。

休日の午後、いつもなら何もない僕の時間が、暖かさに包まれた。

彼らに感謝。

僕は、、きっとこのままだろうな。このまま。
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by ten2547 | 2004-10-31 23:41

ジェファーソン

今夜、君に会えなかったから、
今日一日は無意味だった。

えっと、君は、名前は?
ジェファーソン?
日本人じゃなかったんだね。

いろんな出会いがある。

会いたい時には会えないもんだ。

仕方ないさ。
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by ten2547 | 2004-10-31 04:11

望月 光

東の空に輝く月。
今夜は満月だ。
疲れた身体に優しい光が染み込んでくる。

昨日、被災地に咲いた奇跡の花。
不可能の代名詞だった青い薔薇が、
何の希望の持てなくなった悲しい大地に咲いた。

生きていることがイトオシイ。
あんな小さな命が独りで生きぬいた数十時間を思うと、
涙を止められない。

彼らも同じ月を見ているだろうか。
そんな余裕はないと思うけれど、
ふと見上げた夜空に明るく輝く奇跡の星と
もう不可能ではなくなった「青い薔薇」を心の支えにして、
命の尊さに震え、
今生きていることに感謝し、
未来を見つめて下さい。

希望を胸に。
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by ten2547 | 2004-10-28 21:46

セントレア

2005年2月17日、新しい空港が開港する。
愛知県知多半島、常滑市沖に海上空港として建設が進む中部国際空港、通称「セントレア~centrair」だ。3,500mの滑走路、24時間離着陸可能、名古屋から名鉄で28分と現在の小牧空港より便利になる。ついこの間、国際線のターミナルビルが新設されたのに、あの小さくて、ある意味利用しやすい空港はどうなるんだろう。伊丹のように中途半端に残るのだろうか。航空自衛隊の専用空港になるのだろうか。関空も2期工事が進まないそうだし、神戸や静岡にも空港が予定されている。小さな空港そんなにいっぱい造ってどうするんだろう。
中部は今注目されている。名古屋から静岡県西部には世界的大企業や業績好調な企業が多く、今一番元気な地域と注目されている。3月には愛知万博も開催されるが、これは中部以外ではいまいち知られていないようだ。今時万博なんてとも思うが、エコをテーマにした内容は結構面白そうでもある。
さて、空港は楽しみである。アジア方面への便が増すようだ。
成田だけは勘弁して欲しい。空港に着いたときにはすでに疲労している。特にあのNEXの車両だけはどうにかならないものだろうか。一体あの車両はだれが設計したのだろう。最近は車両の入れ替えもあって減ってきているが、背もたれの向きが半分ずつ逆を向いていて、車両の真ん中は向かい合せになっている。知らない人と1時間も膝をつき合わせるなんて全く耐えがたい。あの席になった人は悲劇だ。料金を安くして欲しいものだ。都心からは30分以内で行ける、くらいでないとね。
セントレアに期待する。
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by ten2547 | 2004-10-26 22:04

ゆめ、うつつ 

狂乱の宴は、暁とともに終わりを迎える。
いつまでもこうしていたいという思いは、朦朧とする意識の中で泡と消え、
少し前まで抱いていた性欲さえも、何の意味も無いものに変えていく。

力無く東屋に戻り、侘しくつましい飯を独り食み、褥に横たわる。
君の瞳の輝きと、ほんの一瞬触れた肌の温もりと、
それは全て夢であるかのように散った午前三時のうつつを回想するうち、
僕の細胞が眠りに落ちる。
その瞬間、全てが終る。

あ~あれは、幻だったのか。
僕の中に残ったものは、アリエナイ未来。
僕の中で過ぎ去ったものは、全てウソ。

誰にも見せたくない生活がある、と彼は言った。
え?そうなんですか?と彼がとぼけた。

やっぱり、朝が来るまでに棺にもどらないと溶けちゃうよね、僕ら。
朝陽の中で見る互いは、化け物そのものだった。

潮時だ。肝心なのは。
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by ten2547 | 2004-10-24 14:56

地震 台風 火事 AIDS

大地が揺れた。
時々自分が「揺れている」時もあるので、地震かどうか定かではないが、吊るした観葉植物が我が家の地震計だ。あ、揺れてる。やっぱり地震か。

災害はいつ起こるかわからないから、ふだんからの備えが必要と、防災用具を買い揃えたり、避難訓練なんかをやっているが、夜、停電でもすれば、まあ、冷静に行動するなんて不可能だろうな。懐中電灯は、ある。トランジスタラジオは、まだ買ってない。水は、確保している。食糧は、家具転倒防止策は、簡易トイレは、救急セットは、その他必要なものは、、、ほとんど用意してない。
東海地震はいつ起こってもおかしくない、と言われて20年。
だけど、ここだけが静かだ。周りばかりが騒がしい。

金曜日の新聞に、6~9月に新たにエイズウイルスに感染した数が過去最多との記事があった。20代に多いということは、10代で感染した可能性もあるという。
快楽の代償ということなのだろうか。
ここにも備えがあれば、防げたかもしれない。

大地が揺れた日。
人生が揺れた日。

過去は教訓にはならない、ということだろうか。
自分だけは大丈夫、ということだろうか。
全ての人に等しく、「その機会」は訪れる、可能性はあるのに。

暗闇では判断力が低下する。
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by ten2547 | 2004-10-23 20:04

ダンス・ダンス・ダンス

踊っている時は全てを忘れられる。
クラブじゃなく、ディスコ。
80年代のダンスミュージックで僕は舞う。
格好なんて問題じゃない。
時間の経つのも忘れて、ただひたすらに空を仰ぎ、ステップを踏む。

また、蘇ったね。
青春の思い出が。
こんな場所にもあったんだ。

光の海。
身体の芯に染み込むリズム。
一晩中、踊る、踊る、踊る。

あとは疲れて眠るだけ。
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by ten2547 | 2004-10-23 02:29

上弦の月

台風が過ぎ去った日は空気がキラキラと輝き、
仕事場なのに、ブラインド越しに差し込む陽は柔らかで、何だかとてもきれいに見えた。
今日はとても静かで、事件もトラブルもない、平和な1日だった。
穏やかな自分がいた。
笑い声の絶えない明るい職場だ。

帰り道、気持いい夜風を受けて見上げた空には、上弦の月。
半月が南の空に浮かんでた。

季節のせいかどうかわからないけど、柄にも無く勉強してみたくなって、
通信教育の資格取得講座に申し込んだ。
今までいくつかやってみて、とりあえず終了証は手にするものの、
資格取得に至ったものは何一つ無い。
でも、勉強している時はそれなりにお金もかかっているので、ちゃんとゴールを目指しているはずなのに、講座が終ってしまうと、そこが終点になってしまってる。添削シートを提出することが目的に変わってしまっている。
その先が重要なのにね。
ま、何もしないよりはいいかな。
今度は自己申告の資格欄に記入できるようがんばろう。かな。

窓の外を見ると、月が笑ってる。
僕のこと、よく知ってるから、まただって思ってるな。
5ヵ月後、答えは出る、はず。
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by ten2547 | 2004-10-21 21:22

まるで別世界

あらゆる誤解と非難を恐れずいうのだが、なぜ台風の中継をするのだろうか。
風が強い、雨が激しい、そんなことは当たり前なのに。
本当に必要な情報は他にあるんじゃないのか?

なぜいつも決まって死者が出るのだろうか。
家でおとなしくしていればいいのに。
不可抗力なら仕方ないけど、自ら危険な目に遭いに行ってるとしか思えない人たち。
今それをしなくてはいけないのだろうか。

こんな時にどうしても行かなければならない用事がある人が羨ましい。
飛行機も電車も止まっているのに、あなたはどこへ行くのか?
家に帰る?それならしょうがないか。
明日じゃだめなのか?
今じゃなきゃ、だめなのか?

僕のところは、静かなもんだ。
暴風雨圏に入っていたらしいが、全く別世界のようだ。

※お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。
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by ten2547 | 2004-10-20 23:51

恋心、ふたたび。

僕は常に誰かに恋している。
そんなことはない、と否定するもうひとりの自分がいる。
僕は、自分が一番好きで、ひとのこと好きになるなんて思い過ごしなんだ。
う~ん、そう、なのかな。
そう言ってみたりもするけど、本当はね、、

土曜の夜、僕は恋していた。
何だろう、あの感じは。何と言えばいいんだろう。
少女漫画のように「目が☆」状態であり、座っていられないほど胸の鼓動が早くなる。
その対象に対して、僕の内面が変化しているのか、
そういう自分が嬉しくて、マイクを握っているのか、
だんだんわからなくなってくる。

気持を言葉で伝えるのは面倒だから、代わりに全然関係ない話で『盛り下げる。』
体の温度を下げて、興奮を中和して、僕は冷静になろうとしたけど、
それを妨げたのは「嫉妬心」だった。
キミを誰にも渡したくない、という「独占欲」だった。
それがわかった瞬間、アルコール摂取量が増していく。

今なら、メールアドレスの交換や、携帯電話での通信により、
偶然を必然にかえることはたやすいと言うのに、
僕は相変わらず、「次の偶然」に期待する。
また、会えればいい。
会えなくても仕方ない。
期待もせず、淡々と日常を生きて、
週末、星がきらめくこの空間で、僕らはまた語り合うことができるだろうか。
それは誰にもわからない。
別れ際、僕は必然を手にするための連絡先を聞かなかった。
聞いても、やっぱり偶然を待つだろう。
キミは、どうだったんだろうか。

そんな思いも、じゃあね、と言えば0.5秒で忘れて、夜の街を疾走する。
もうすぐ夜明けなのかな。

今日わかったこと、
僕は常に誰かに恋している。
でも、だれも好きにはならない。好きにはなれない。
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by ten2547 | 2004-10-18 21:41