カテゴリ:色恋( 119 )

精神的淡白 肉体的強欲

そんな曖昧なことを言いつつも身体は素直に反応する。
ココロとカラダはこんなにも違うのか。

好きでもない相手とはセックスできるのに、
好きな人とはココロが邪魔して素直になれない?

好きだからこそちゃんとしたプロセスにこだわる余り、
メンドクサイことを平気で、まるで24時間そうであるかのように主張する。

ホントはすぐにでも押し倒して欲望の獣にでも変身できるのに、
そんなことできませんとばかりにキレイぶっている。

一致するのは一人で居る時だけだ。
ココロは見事なまでにカラダに支配されている。
快楽と欲望の虜になっている時の自分は迷いがない。
真っ直ぐに目的に向かって突き進んでいる。
そんな自分に会いたくて、
そんな自分になりたくて、
僕は100%の孤独を求めてしまう。

真面目に向き合うことの出来ない精神と、
必要以上に欲情するどうしようもない肉体と、
2つをうまくコントロールできない自分。

白と青が混ざるところに見える未来。


※ソース焼きそばの夜
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by ten2547 | 2009-06-21 20:54 | 色恋

恋愛症候群

処方なし。

何年振りだろう。
予期せぬ再会に激しい雨の中でも気持ちは前のめりになっている。
髪が伸びて、すこしふっくらしたキミがいた。
懐かしさと愛おしさで胸がいっぱいになる自分を悟られまいとしてバカになる。

そうだ。
あの日僕らは手を繋いで歩いて、楽しい時を過ごして、そして...
その先のことを僕が言う前にキミが口にした。
ゴール寸前で試合放棄した僕のことを軽く非難した。
自信が無かった。
勇気が無かった。
正気じゃなかった。
でも、好きだった。
水無月と葉月の間に

そんなこと今更言っても何の意味もないけど、
空白を埋めるように、全てをリセットするように、
ライトな感じで電話番号とメールアドレスを改める。
あの日からずっと記憶されていた情報がこれからの糸電話になる瞬間。
いつでも話せるし、いつでも言えるし、いつだって会える。

でも、どうして僕なんだ?
その思いは同じ場面を繰り返した後も消えない。
再びの握手。
再びの抱擁。
初めての××...
雨のおかげで、傘のおかげで、遮断された小さな空間で、
ほんの少し先の未来を約束した。

キミと向かい合う。
きちんと付き合う。
それはとても大事なことなんだろうと思う。

それがおクスリです。
正しい処方箋です。

一歩前に踏み出すチカラが欲しい。


※髪を切ったキミを見たらきっと自分を抑えられないだろうな、
  とか悶々とするくらいならメールでもすりゃいいじゃん、
  とかグジャグジャ言わずに会いにいきゃいいじゃん、
  とかメンドクサイこと考えずに...
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by ten2547 | 2009-06-21 12:48 | 色恋

苦しい、苦しい。苦しい...

酔ったキミはめっちゃかわいい。

その目も、
その話し方も、
声も、
その仕草も、
笑顔も、
え!?って驚いた表情も、

全て、何もかもが、愛おしい。

そしてその何倍も苦しい。
好きになってはいけない相手が、一番そばにいる。

どこへも行くなよ。
どこへも行かせない。
ずっと僕の傍らで、僕を苦しめて欲しい。

また、明日も会える。
それだけで生きていける。


※そしてその何百倍も死にたくなる。
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by ten2547 | 2009-05-30 14:41 | 色恋

熱く、熱い夜

自分のことを好きになってくれる人がいる。

ある意味感動し、
ある意味戸惑う。

素直にありがとうと言えなくて、
なぜかごめんと謝ってしまう。

キミが僕を褒めるたび、
ボクはどうしてと問い返す。

言葉にできない想いと、
言葉にしてしまった恥ずかしさと、

今日出会えた喜びと、
明日は終わる切なさも、

割り切ってしまえる潔さと、
次第に募る後悔の念の間で、

ボクも好きだと言えなかったワケを、
去り際のキミの横顔が語っていた。

最初からわかっていた、と。
それでもいいと寄り添った。

温かかった。
心地良かった。

キミの愛情を独占し、
自分の欲望を昇華した。

ごめんね。
そして、ありがとう。


※偶然の妙。予期せぬ熱狂。
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by ten2547 | 2009-05-25 21:54 | 色恋

プールサイドに夏が来りゃ~♪

夕べはお世話になった上司の送別会。
ホントは近くに行って話したり、御礼言ったりしなくてはいけないのに、何となく行きそびれた。
いつも怒られてばかりだったけど、男気のある人間味あふれる人だった。
最後のほうは酔っ払って何話したかも覚えてない。
店の外まで見送ってくれたことはうっすら記憶に残ってる。
やっちまったな...

僕の心に小さな引っ掛かりがあった。
元気?最近どうしてるの?って送ったメールへの返信に僕は唖然となった。
○○さんと旅行に行ってました!
△△さん(僕の名前)のこと話したら今度一緒にご飯食べに行こうって言ってたよ。
二人がそんなに親密だったとは思ってなかった。
別に僕が落ち込むことなんてないのに、何か気に入らない。
相手が「○○さん」だからだろう。
あいつとだけはそうならないで欲しかった、なんて勝手なこととはわかってる。けど。

また下らない嫉妬心に苛まれた僕は酒の量がやたらと多くなった。
大事な席だというのに、そんなことで早く酔ってしまいたかったんだ。
自分のものにしたいわけじゃない。
彼が幸せになるのならそれは僕にとっても嬉しいことだし、
みんなで仲良くトモダチになればいいじゃないかとも思う。
でも、でも、だけど、○○さんだけは嫌だ。

嫌なんだ。


※もう彼に会うのもよそう。きっと笑顔になれないから。
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by ten2547 | 2009-04-18 18:18 | 色恋

律儀

キミからの着信、そしてメール。
仕事中はほとんど携帯電話に触れないので、帰る時になって気付いた。

こんばんは。
どう?元気になった?
はい、もう大丈夫です。昨日はありがとうございました。
あの..今からお伺いしてもいいですか?
え?今から?いいけど。
今帰り道だから10分くらいで家に着くけど。
じゃ、10分後に。
わかった。

何だろう?わざわざ家まで来るなんて。
もしかして愛の告白か?
なわけないか。

帰宅して数分後、キミはやってきた。
玄関を開けると笑顔が飛び込んでくる。
もうすっかり大丈夫そうだね。
昨日はホントにご迷惑おかけしました。
そう言ってキミは菓子折りを差し出す。

そんなキミの気持ちがうれしい。
言葉より行動、そう言ってたキミに相応しく、ちゃんと礼を言いにやって来たんだね。
そういうことがちゃんとできるキミだから、僕は全く迷惑なんて感じないんだよ。
キミと、キミはただ寝てただけだけど、数時間、同じ部屋で過ごせて僕は嬉しかった。

もうお酒はほどほどにね。
ハイ、じゃこれで失礼します。
玄関先での短い会話だったけど、爽やかな気持ちになった。
今度は普通に遊びにおいでよ。
あ、これは社交辞令かな。


※お礼はいいからさ、ハグさせてよ。(本音)
  
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by ten2547 | 2009-03-23 23:02 | 色恋

こころ穏やかじゃいられない

あれから数時間、キミはまだ起きない。
途中で2回水が欲しいと言った。
僕は一睡もせず、キミが目覚めるのを待っている。
外は雨だから家まで車で送ってあげるよ。

相当キツかったんだろうね。
二日酔いのクスリを買ってきてあげたほうがいいのかな。
このままずっとここで眠っていても構わないよ。
僕は買い物に行って、夕食を作ってあげる。
食欲ないかもしれないけど..

僕はただじっとキミが起きて歩けるようになるのを待っている。


※抱きしめたい衝動と闘いながらね。
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by ten2547 | 2009-03-22 14:57 | 色恋

珍客

悪い奴らに散々飲まされて、キミが酔いつぶれてしまった。
かなり具合が悪そうだ。
みんなで介抱したけれど一人で立つことも歩くこともできない。

救急車呼んだほうがいいんじゃない?
意識があるから大丈夫だよ。
でも顔色悪いよ。
これ本当に自力で立ち直れるレベルなのかな?
夜が明けても一向に回復する兆しも見えない。

ここから一番家が近いのは僕だ。
もうそうするしかない、ということで、
じゃ、僕の家まで連れて行きましょう。提案した。
誰も反対しない。
もういいかげん疲れきって早く帰りたいっていう雰囲気だ。
飲ませた張本人もいい気なもので、
とか言って二人できちゃったりして~、などとアホなことをほざいている。

三人がかりで僕の部屋へと運ぶ。
ちょっと掃除したとはいえ、無残な部屋を見られてしまった。
ここでしばらく寝かせてから家まで送ります。
じゃ、よろしく。

かくして、キミは僕の部屋でスヤスヤと眠っている。
もちろん、何もしないけど、キミとの距離がグッと近くなったことは確かだ。
僕は眠らずに、キッチンやお風呂、トイレなんかを掃除した。

キミが目覚めたら、何て言おう。

好きだって告白しちゃおうかな。

なんてね...


※ようこそ、我が家へ。
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by ten2547 | 2009-03-22 10:19 | 色恋

優しさは時に残酷なナイフ

激しい嵐が通り過ぎていった。
夢かと思ったその光景は現実感なく脳裏に刻まれている。

キミと向かい合った数時間は楽しかった。
まるでコイビトとのデートに急ぐ風情で早々と退社する僕を、みんながニヤニヤしながら見てた。
そうだったらいいんだけど...

キミは何の表裏もなく、自然体で僕といる。
無邪気に話すとりとめもない事柄も、僕があまり聞きたくない内容でも、気にしない。
そりゃそうだよね、そんなことキミが知っているはずないんだから。
僕が思うこと、考えること、好きなもの、嫌いなヒト、その殆どをキミは知らない。

そんな薄っぺらな関係の僕らが同じ時を過ごしている。
キミはキミで、僕は僕で、キレイな間柄を敢えて維持している。
それもどうかわからない。
僕にも何もわからない。
このモヤモヤとしたスッキリしない胸の内にあるものが何なのか、
はっきりさせるのが怖くて「いい人」を演じている。

キミの優しさは僕を深くえぐり取るナイフのように、一々引っ掛かる。
苦しくて目を逸らす。
別に自分のものでも無いクセに、感じるジェラシーが疎ましい。
かと言って強引にキミの手を引っ張る勇気もなく、
じゃ、またねとあっさりと終わりにした。

好きになっても辛いだけと、
好きになったら苦しむだけと、
頭ではわかっている。
だから一刻も早く忘れ去るのが一番いい。
だからもう考えないことにする。

そう思えば思うほど、全く反対の方向へ闇の欲望が広がっていく。

そんな清い関係が存在するとは思えない。
低俗でイヤラシイ欲望が僕にささやく。

茶番だ。と。

中途半端に関わるくらいなら、ゼロの方が清々しい。


※でも、表向きは取り繕うんだろ?
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by ten2547 | 2009-03-14 09:27 | 色恋

トモダチ

エッチはしないから。

先手を打ったのか、それほど僕は物欲しげな顔をしていたのか...

わかってるよ、そんなこと。言ってはみたものの、ホントはわかっちゃいなかった。

僕が欲しかったもの、それはコイビトでもなく、アイカタでもなく、ただのトモダチ、だった。

彼が欲しいものはよくわからないけど、コイビトでもトモダチでもなく、たぶん、セクフレなんだろう。

僕の中には存在しない人間関係だから、頭から否定した。

そんな固いこと言わずに軽い気持ちで遊んだら?だと。

そうだね。僕らはトモダチなんだからセックスはしないよね。それは僕の論理。

違うね。セックスする気にはならない相手だからしないだけだよ。とは彼の論理(推測だけど)

あは、それもキツイやね。性的魅力なしっていうことかい。

1+1≠2

何か過去に苦い経験でもあるんだろうか?

睡眠時無呼吸症候群の彼を見ながらそっと彼の部屋を後にした。


※オシアワセニ。マタアッタラヨロシクネ。
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by ten2547 | 2009-02-22 16:53 | 色恋