カテゴリ:赤室( 73 )

♫僕ら、離れ離れになろうとも....

「単身赴任」開始から3ヶ月余りが経過した。
週末は互いに会いに行ったりしてはいるものの、
日常の出来事や、些細な感動を分かち合うには、余りにタイミングが悪すぎて、
どことなくぎこちなかったりするのは仕方がないことなんだろうけど、
気持ちまで離れてしまわないように、そこは大丈夫だと思いたいけど、

寂しさを埋めるものを探し始めている自分がいる。

一人で飲みに行くこともある。
別に、ただそれだけなんだけど、
一人でっていうところが引っかかる。

一緒に行けないから?
一緒に行けないからこそ?

仕方がないというよりは、
むしろそういう時間が持てることに喜びを感じている?

両方が混ざり合ったまま、気がつけばキミのことばかり話している。

こんな生活がしばらく続く。
そこで生じたこころの隙間に、入り込んでくるものがあるとすれば、
かつて僕が切望し、そして捨ててしまったものや
自分では望まないにしても、どことなくそう感じさせてしまうものなんかが、
微妙な感じで醸し出された空気、匂い、安心感、あるいは油断なんかと相まって、
何の抵抗もなくすっとよぎるゆらめきみたいなものなのかもしれない。

次の週末は僕が会いにいく。

僕らがともに過ごせる時間は決して長くない。


※なのに無駄に過ごしている。
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by ten2547 | 2012-07-29 17:36 | 赤室

去っていく背中をいつまでも見送る

別々に暮らすようになって1ヶ月が経過しようとしている。
週末、互いの部屋を行き来する、別居婚状態だ。

何もないこの部屋にも少しずつモノが増えていく。
ずっと住むわけじゃないのに、
それでもユラユラ風を受けるカーテンを見ていると、
まるでこの生活を楽しんでいるみたいでちょっと落ち込む。

こうしてパソコンが使えるようになって、
生活は軌道に乗っては来たけど、
一番大切な人が傍にいない。

昨日、体調の悪いキミを駅まで見送った。
お茶するつもりだったけど、どこも混んでいて、
そのうち面倒になってしまって、笑顔の消えたキミを
早く解放してあげたくて、じゃあまたねと手を振った。

改札を抜けて去っていく後姿が寂しかった。
体調が悪いなら無理して来なくてもいいのに、
なんて思った自分が嫌だった。

僕は優しくないね。
ほんと、ダメだね。

来週は僕が会いに行く。
キミに会いに行く。


※さっき、ちょっと、泣いた。
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by ten2547 | 2012-05-21 21:18 | 赤室

お引越し

あと1週間で僕はここを去る。
愛する人を残して、別の街へ行かねばならない。

単身赴任だ。
周囲の人は身軽な一人者の転居としか思わないだろうけど。

3年間、当たり前のように一緒にいた人と離れ、
あれほど「好きだった」一人暮らしに戻ることが、
今はたまらなく寂しい。

荷物はほとんど置いていく。
キミが困らないように。

知らない場所で、新しい仕事に四苦八苦し、新たな人間関係を築きつつ、
その合間にキミのことを想い、それでも今よりは疎遠になることで、
何だかうまく行かないことや、逆に大切に思えることを再認識し、
週末は会えるとしても、ただいまと帰る部屋に、キミはいない。

狭くて寝苦しかったベッドは広くなり、
毎日作るであろうご飯も、たいして美味しくも感じない。
ネットやメールは日課になっても、
満たされない感情を別の何かで埋めるようになったら、
それはそれで辛いかもしれない。

何を言っても、どう考えても、今は前に進むしかないから、
未来だけを見つめて、荷造りを始めようと思う。

うんと遠くじゃないことが、いいのか悪いのか、
4年目の僕らのささやかな試練が始まる。


※だから春は大嫌い。
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by ten2547 | 2012-04-14 08:35 | 赤室

8×6

僕らの生活が一変する。

離れ離れになってしまう。

永遠なんてないことは最初からわかっていても、

隣にキミがいない生活なんて僕には想像もできない。

きっと寂しくて死んでしまう。

けど、それも永遠には続かない。

いつかまた新たなステージで、新しい生活が始まる。

それまで、僕も、キミも、何も変わらずにいたらね。

4月から...

キミは一人で早起きする。

僕は一人で仕事する。

二人で過ごす時間は、あまりにも短い。

でも、僕らは大丈夫。

きっと今以上にお互いが必要となる。

そうなるはず。

これは、カミサマのお告げだから。


※とても楽しみで、かなり不安
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by ten2547 | 2012-03-23 23:15 | 赤室

梅雨明けて原発停止で孤独に浸る

なんてね。
家族がバラバラになっちゃったじゃないか!

僕ら2回目の記念日を祝った。
前夜、イタリアンのお店を予約して、飲み放題付きのコースにした。

当日はお互い休みを取った。
と言ってもこれといってすることもなく、何となく成り行きで、キッチンの大掃除をした。
せっかくの記念日なのに何か変だね、とか笑い合ったけど、こんな感じが案外いいのかもしれない。
夕方いっしょに買い物に出かけて、家に戻ってシャンパンで乾杯。

今年の夏も暑いだろう。
そしてちょっぴり寂しい、すれ違いの3ヶ月だ。

今夜もキミは遅くなる。
明日も朝は早いだろう。

お互い、久々の孤独を満喫する。
それもまた、いいかもね。


※これからもよろしくね。
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by ten2547 | 2011-07-09 19:43 | 赤室

4月9日

キミが僕の部屋への引越しを完了した。

大きな車を借りて、2人で荷物を運んだ。
たった1台しか残っていなかった大型車を前日に予約できた。
「よくありましたねェ」なんてレンタカー屋の人もびっくりの奇跡が起きたんだ。
運がいいね、僕ら。

これでキミの帰る場所はなくなった。
僕が死んでも、キミはここで暮らすんだよ。

僕らが選んだ道は、
ちょっとした秘め事の風情で、
でも、何の迷いも無く進める明るさがあり、
未来という道標が示す方向を目指す。

夕べはいっぱい歌って飲んだ。
嬉しくて、泣いた。
子供みたいにはしゃいだ。

ありがとう。
これからもよろしくね。


※何とラッキーナンバーが並んでる!
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by ten2547 | 2011-04-10 17:48 | 赤室

好き、スキ、suki !?

もう2月も終わろうとしている。
僕の日常は大した変化も無く、
むしろ平凡で平穏な毎日を維持することに
無意識の意識を集中している。
その静かで頑ななエネルギーは、夜な夜な歯軋りと共に発散される。

全ての事象はストレスが原因と一蹴される便利なジダイだ。

医師の診断により、南の島でのんびり静養していまぁ~す。
腫れ物に触るように取り扱い注意なメンタル族は、嫌なことは全て排除して
自分が一番心地いい場所で、圧倒的な自己正当化に没頭する。

いっそのこと自分も...なんて悪魔のささやきに負けそうになるのをこらえて、
今日もせっせと平常心を装う。

なんか、疲れる...

僕らは既にまともな日本語では会話できないくらい宇宙の果てまで到達した。
楽しいとか幸せとか、そういった入門編は卒業して、
どうやったら自分の居場所を確保できるかを手探りで求め始めている。

時々苛立ち、時々愛して、時々怒ってみたり、泣いてみたり、
甘えることは上手でも、謝ることは下手だったりして、
実年齢を無視した恥ずかしい言動を、つい人前でも披露してしまう。

にゃんてね。

平和だ。限りなく。



※今夜はなんちゃてイタリアンのフルコースをご用意いたします。
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by ten2547 | 2011-02-27 09:44 | 赤室

蒼い部屋で

今日はひとり。
今夜はひとり。

キミは少し遅い帰省中。
ボクは電話しただけ。

親と過ごせる時間はそう長くないというのに、
こうして幸せに暮らせているのは親のおかげなのに、

キミが帰るなら、
ボクも帰ればいいものを、

こうしてひとり、寒い夜を過ごしている。

ボクを褒めてくれるキミのことを、
ボクを叱ってくれるキミのことを、
ボクを好きだと言ってくれるキミのことを、
ボクにちゃんとダメだししてくれるキミのことを、

どれほど大切に思っているかを、
どれほど好きでいるかということを、

何も話すことなく過ぎていく時間とともに、
窓を揺らす冷たい風の中で、

ワイン飲んで、
チーズをかじって、

DVD見たり、
ゲームしてみたり、

ひとり言呟いてみたりして、

カミシメル。


明日は帰ってくるよね。


※早く会いたいです。
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by ten2547 | 2011-01-16 00:36 | 赤室

生きるって...

僕と付き合ってて面倒だと思うことってある?
ってキミが聞いた。

え?
面倒なこと?

別にない。
何もない。

生きること自体面倒だから。
仕事して、ご飯食べて、排泄して、笑って、落ち込んで、ちょっとじゃれ合って、ご飯作って、食器洗って、ゲームして、夜更かしして、寝て、起きて、また仕事して...

いつかは終わるんだけど。
きっと、絶対、永遠には続かないんだけど。

だから面倒だと思えば面倒だし、
こんなものと思えばなんでもない。

キミといると楽しい..時ばかりじゃないけど、
こうして一人で居るのも何だか落ち着かない。
一人の食卓は味気ないし、
隣にキミが居ないのは、やっぱり寂しい。

だから、僕の顔に書いてあったらすぐに言ってね。
ありがとうに書き換えるからさ。


※がんばれ、自分。
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by ten2547 | 2010-11-23 16:36 | 赤室

同居非扶養家族

キミの荷物を運んだ。
狭い僕の部屋がますます手狭になる。

ここで一緒に暮らすと決めた。
キミなしの生活はもう考えられないし、
キミはここしか帰るところがなくなるわけで、

僕らは本当の家族になる。

これからもよろしくね。


※何もない僕ら。でも、それがいい。
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by ten2547 | 2010-11-23 08:28 | 赤室