土曜日の温もり

僕が求めていたものは何だったんだろう。

お酒を飲んで楽しい気分に浸ること?
誰かと仲良くなること?
仲良くなったついでに気持ちいいことするってこと?
気持ちいいことした勢いで愛を告白したりすること?

愛、ねえ...

結局どこへ行ってもたいして状況は変わらないわけで、
でも、より日常じゃないどこかで、その他多勢に紛れて、個人情報が曖昧な中にいることによって、自分という存在に徒に干渉されないことは心地いいものだ。
だからこうして時々知らない場所でもう一人の自分を演じることが必要なのだ。

お酒を飲んだ。
歌も歌った。
おしゃべりをして、交流をして、ちょっとだけ手のひらの温もりなんか感じてみた。
長いと思っていた夜はあっという間に過ぎ去っていった。

僕がキミに求めたものは何だったんだろう。
キミが僕にして欲しかったことは何だったんだろう。
何もしてあげられなかった僕を責めることもなく、かといって優しい言葉で気遣ってくれることもなく、淡々と、本当にただ淡々とキミはそこにある道を進んでいった。
そういう出会いでも意味はあるんだろうか。
僕は何も訊かなかったし、キミも何も尋ねては来なかった。

じゃ、また。
また、はないことを知っているけど、それでいい。

やっぱり、愛、かな。
足りないものは。



※空腹です。
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by ten2547 | 2008-08-24 17:43 | 戯言