ただ恥ずかしいだけの朝帰り

そんなつもりじゃなかったのに、僕の膝を枕にして眠る彼に付き合ってたら夜が明けた。

こんな風に人に甘えられたらどんなにいいだろうな。
甘えられるのも好きじゃないとか言いながら、気持ちよさそうに寝息を立てる彼の体温を感じながら、まんざらでもないなどと、僕も彼に甘えていたのかもしれない。

さ、朝だよ、もう閉店だよ。起きて。帰るぞ~!
眠そうに目をこすりながら起きた彼を見て、変な顔だな、でもかわいいかも、と酔っ払いらしく焦点の定まらない自分がそこにいた。

外はすっかり明るくなっていた。
酔っ払いどもはもぞもぞと店から這い出してお決まりのファミレスへ。
まあ、もう朝食の時間だから健全と言えばそうなのかも。

この不思議な交流は朝が来れば終わりを告げる。
週末だけの、一夜限りの、僕らだけの隠れ家集会だ。

大して面白くもないけどね。


※僕のこと好きになってくれてありがとう。
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by ten2547 | 2008-07-06 21:19 | 戯言