ぽ~れしゅかぽ~れ
何だかな、この週末はいいお天気の割には冴えなかったな。
金曜の夜は、ちょっとだけラッキーだったんだ。
いつもは近くに行くことさえためらわれる彼の隣で初めてゆっくり話ができたんだから。
生まれた国は違うけれど、どこか似ていて、優しくて爽やかな笑顔が素敵な彼を独占できた嬉しさからだろう、すごいピッチで飲んでしまった。いろんな話をした。政治の話だってできた。そのまま土曜日を乗り越えられると思った。
朝、砕け散ったブレスレットがその日の行方を暗示していた。
縁起をかつぐなんて普段はしないけど、デリケートな勝負事には些細なことが気にかかる。
物事はなかなか思うようにはいかないものだ。
昼間の不調は尾を引き、結局、僕の低空飛行は続いた。全ては気分の問題とわかっているけど、何とか挽回できると思ったけど、午前2時で終わりにした。
疲れていたんだ。
それに、ひどく寒かった。
全ては僕の気分のせいなんだよね。そう思いつつも、誰かの、そして何かのせいにしたがる。
ほらね、僕は「こっち側」じゃなくて「あっち側」なんだ。
僕も同類なんだ。身勝手な言い分を主張する、あの輩と。
ダークサイドへ入り込んでしまったようだ。
ドア越しに背中に僕への中傷が響いた。
それも仕方ないだろう。
少し休息が必要だね。
※そして日曜日も僕は戻らないまま終わろうとしている....
by ten2547 | 2008-06-15 23:36 | 白書