好きでもない人とSEXする、ということについて
オトコの性衝動はそんなもんだよ。
一旦火がついたらもう止めることなんてできないんだ。
そうだろう、と思う。
そうかな?とも思う。
いいんだ、それはそれで。
別にそのこと自体どうということはないんだ。
問題は気持ちだ。
好きでもない人となぜセックスできるのか、ということ。
セックスしたからといって好きというわけではない、ということ。
ましてや、一度や二度関係も持ったからって、恋人気取りはないんじゃない?っていう冷ややかな視線には、どんな顔して応えればいいのかわからない、ということ。
少なくとも、その行為に至るということは、少なからず好意を持っていると考えることは間違っているのだろうか。
それをうまく伝えられなかったとしても、それじゃ、なぜその相手に自分を選んだかということを知りたくなるのは自然なことではないんだろうか?
やって、出して、はいそれで終わり。バイバイ。は普通なのか?
何の感情も抱かず、全く尾も引かず、なかったことにしてしまうことが当たり前なのか?
そんなことぐちゃぐちゃ言うのはメンドクセー奴、なのか?
そうだろうな。そうだろうと思う。
言葉で了解を求めなくとも、暗黙のうちに認め合ったはずじゃない、それがこの世界のルールでしょ?そんなセリフがキミの口から飛び出す前に、僕は記憶のかけらさえ残さず消し去ってしまうべきなんだろうな。
今すぐ。
そうだ。あれはセックスなどではなかったのだ。
あれは、握手と一緒。
挨拶代わりにハグするようなもので、深い意味などなかったんだ。
人生に意味などないように、
刹那の快楽など取るに足らない排泄行為のようなものなんだ。
キミが僕に与えたものは、排泄物だったんだ。
それをありがたくいただく自分はどうかしている。
どうかしていたのは、たぶん、ココロのどこかに抱いていた、あり得ないゆらめきのせい。
それこそどうかしている。
忘れなさい。
※いつまでもフラッシュバックするのはなぜだろう...
by ten2547 | 2008-05-21 22:36 | 色恋