GO
生きて下さい。と彼は言った。
何よりも嬉しい言葉だった。
僕のこと何もかも見抜いていたんだね。
その聡明さに惹かれた。
僕の知的好奇心を刺激するアジアンテイストと、繊細な感覚が、「ここ」では味わったことのない打てば響くの心地良さと、流れるような会話の妙味を存分に与えてくれた。
渇いた僕のこころに。
次を期待した。
こんな感情を抱いたのはいつ以来だろう。
ほらね。生きていればいいことあるじゃない。
だから、生きていて下さい。
※生きていこうと思う。
by ten2547 | 2008-04-20 07:39 | 色恋