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เสียใจ

言葉は宙を舞い、その響きは時に暗黒の世界をさまよう。
言葉の深遠に触れて心動かされることもあれば、その手前の縁で上滑りをすることもある。
響かなかったのは波長が合わなかったのか、皮の張り具合が足りなかったのか、半音ずれた心地悪さで、こだまのように返ってくる。
思っても見なかった反応に戸惑いながらも、それも自分の発したものであれば、きっとどこかに不具合があったのだと認めつつも、返り血を浴びた不快感にしばし自失する。
しばらく考えてみようと思う。
何がいけなかったのか。どこが間違っていたのか。
僕の心の奥底に潜む魔物が、無意識のうちにそうさせた、そう仕向けた位置付けの意味するところは、その真意は一体何だったのかを突き止めなくてはならないと感じた。
なぜそこにその言葉がなくてはならなかったのかを、僕がこの世に生を受けた時まで遡って、確認しなければならないと思った。
そこに答えがあるとは限らないけど、ここにいても解決はしないと思うから。
心の動揺を抑えることができないで、僕は自問自答を繰り返す。
どっちへいけばいいのか。
どうするのが一番なのか。
昨日まで笑っていたご先祖様も、今日は泣いている。
今日まで朗らかだった守護霊も、明日は曇っている。

雨乞いならぬ、陽射し乞いだ。な。


※兎角この世は.....

by ten2547 | 2008-04-17 00:02 | 白書