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キミ達と一緒にいることの喜び

不覚にも酒に負けてしまった金曜の夜-
本当はその後、キミらと熱い交流をしようと体調も万全に整え、何の問題もないと思っていたのに、一次会の店を出る頃には僕はかなりヤバイ状態だった。
そんなに飲んだ覚えはない。
ややこしい話とも無縁の楽しい酒宴だった。
やはり、日本酒がいけなかったか....
過去に失態を演じた日には必ずといっていいほど、日本酒とワインが笑ってた。因果関係は不確かなので、彼らを悪者にするのは申し訳ないが、あるいはそういう気持ちで飲んでしまうために身体が反応してしまうのか、夕べも僕はかなり酷い状態で歩いていた。
気がつくとキミ達とははぐれていた。
故意か偶然か、僕は群れからはぐれた状態で、どこへ向かっているかもわからず、判断能力も失って半ば遭難状態だった。電話をするとキミらの居場所はわかったけれど、そこへ行く元気もなく、それどころか自分を支えることもできない僕は、どこをどう歩いたかも記憶になく、知らないうちに帰宅していた。

翌朝、最悪の気分で目覚めた。
貴重品は大丈夫だったけど、手袋を無くした。
キミ達との貴重な交流は不発に終わり、どんよりとした週末になってしまった。キミ達と一緒にいる時、僕がどれほどシアワセな気分でいるか、たぶんキミ達は知らない。それどころか、もしかすると、キミ達とはどうしたって埋められない距離について、共有できない価値観について、僕が言葉にしたり、行動したりすることを恐れるかのように、やんわりとそんな僕のはしゃぎっぷりを回避しているのかも知れない。
キミ達が並んで歩いている姿を後ろから見ていた。美しいと思った。

美しい2頭の牡馬が駆けて行く。
僕は上手く手綱を捌けるだろうか。
まずはその背中に乗れるかどうかだけど...


※お前にはムリだね。涼しい笑顔でそう言っているようだ。

by ten2547 | 2008-01-19 19:03 | 色恋