戻って、泊まって、Cクラス②

ゲート前は騒然となった。
カウンターに人が詰め寄り、係員が対応に追われる。
新しい出発時刻は6時間後に決まった。
確かに、今日中には飛ぶよね。朝5時に起きて、既に4時間経過...
長い一日になりそうだ。

さて、僕らはもう出国手続きを済ませているので、待つといっても空港からは出られないわけで、仲間がいればともかくも、一人で数時間も過ごすのは苦痛だ。一人が好きだといっても望まない状況で無理やり時間を与えられても途方に暮れるばかりだ。
ミールクーポンを受け取って取り敢えずゲートは出ることにする。
疲れているし、眠いし、行くところもないので、どこかに腰を落ち着けようと入った店がひどいところで、注文は間違えるし、要領が悪くてうまくフロアと厨房とレジとドリンクバーが回っていない。
人数が少ない上に、入り口にアイスクリームのコーナーなんかもあっていちいち誰かが応対しなければならず、テーブルの上は片付かないし、できた料理は運ばれないし、どこのテーブルかわからないでウロウロしているウェイターを見ているのも最初は面白かったけど、もうちょっと何とかならないの?とイライラハラハラしてくる。そのくせ、彼らは皆「イケメン」なので、別の意味で目が離せないのでした。

ビールとめちゃくちゃ不味いカーォパットバイカパオムー(どうやったらこんな下手に作れるの?)で寂しい食事を終えてもまだ2時間以上もある。別のコーヒースタンドでホットコーヒーを買いゆっくりゲートに向かう。最近の国際線は液体の持込が制限されているので荷物検査の手前でコーヒーを飲み干した。
乗り継ぎ便について相談しようと待合カウンターに向かうと、ちょうど日本人スタッフがいた。さっき誰かに怒鳴られてたな、この人。確かに最初に謝罪の言葉なかったし、説明はあまりに事務的だったような気もするが、ま、そんなこともうどうでもいいいや。とにかく僕も今日中に家に帰らないといけないんだ。

彼は申し訳なさそうに別便への変更を提案してきた。
今の便で行くと成田から先には進めない。かろうじて東京に戻れればそこで一泊して翌朝一番で動けば何とか仕事には間に合うかな、などと考えていたのだが、彼の提案は今日の深夜発の直行便で目的の空港まで飛べば、明日の早朝着となるのでどうか、というものだった。
深夜便で朝ついてそのまま仕事へ直行か...きついな。
でももう何が最良か考える余裕も元気もなく、彼の提案を受け入れた。
フライト時刻は23:00。丸一日自由時間ができた。
それまではエアポートホテルを取ってくれるというので、僕は再び「入国」することとなった。

ホント、長い一日になりそうだ。


※とにかく眠りたい。
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by ten2547 | 2007-10-13 10:22 | 旅行