祭りは、それでもまだ続くんだから

いつものことだけど、抜け殻のような自分を持て余す。
真夏の太陽の下では明るく笑っているのが似合っているのに、僕ときたらそんな楽しそうな人々を眺めながらただ呆然としている。
何も話さず。返事もしないで遠い世界に入り込んでいる。
まるで人格が入れ替わったように、昨日までの自分はいなかったかのように、沈んでいる。

理由は簡単だ。
ホームシック、だな。たぶん。
ちょっとお国の言葉に触れたからって里心に目覚めてどうすんねん。
いつもだったら全く縁のない世界だからこその諦めが多少僕を強くしていることもあるけど、一度にエネルギーを放出しちゃったんだな。
それは、楽しいという言葉にも置き換え可能だ。
一度知ってしまった快楽はすぐに忘れることはできないものだ。
むしろ知ってしまったがゆえに、その喪失感に耐えられないんだ。

台湾人の集団が周囲を圧倒していた。
嵐のような勢いで「遊び始め」た。
何がそんなに楽しいのか、何が彼らを急き立てるのか、ストレートな行動がどこか疎ましく、それでいて羨ましい。
ほんとは自分もあんな風に振る舞いたいんだろうな。
肯定と否定が半々。

これではいけないとまたここに来て、心情を吐露している。
別にそんなことしなくったって立ち直れるだろう?
無理です。
これも一種の依存だ。

こころの処方箋かもしれない。


※戻ったら明るくするんだよ、と自分にお説教。
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by ten2547 | 2007-08-15 18:19 | 旅行