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花も嵐も踏み越えて

今啼いたカラスがもう笑ろた。

ついさっき、もう「お別れを告げた」つもりでいた相手から電話がかかってきた。
正確には何も「告げて」はいないので、そのことについて抗議でもしてきたのかと思って恐る恐る出てみると、案の定、抗議とそして何も変わらずに継続している抑え難い感情の狭間で揺れ動く複雑な想いを僕にぶつけてきた。

会った時は生意気なクソガキに思える奴なのに、電話やメールではこんなにも「可愛く」思えるのは一体ナゼなんだろう。そんなことをまたここにグダグダ綴る自分にも呆れるけれど、彼の態度につられて僕もつい素直に謝ってみたりする。

今日僕はめちゃめちゃ凹んでいた。
ボコボコにされるサンドバッグよろしく、みんなの前で思い切り恥ずかしい立場に置かれて死にそうだった。全部自分が蒔いた種とは言え、久々に惨めな思いを味わってきたところだったので、彼からの電話は神様からの救いの手にようにも思えて温かかった。

お互いなんだか奇妙なところでバランスをとっているんだと感じた。
年下のキミにものごとの解決を委ねてしまっていたことを僕は心のどこかで詫びながら、もうどうにもならない道を歩き出したことに微塵も後悔していない自分に酔っていたのだろうか。何もかも見透かされながら、それでも今夜はいろいろ話せたと思う。それで良かったんだと思う。

僕らはまだ何も始まってはいないから、どこで終わるのかさえも定かではない。
また来年、笑って酒が飲めればそれでいいじゃないか。と、今はそれだけを思う。それ以上はまたその時に考えればいいや。

明日、僕は本当の現実逃避に全力投球する。


※また今度も焼肉だ。な!

by ten2547 | 2006-12-29 02:03 | 色恋