ライバル

彼らは同じ土俵で戦う、その資格を与えられた「選ばれし戦士」だった。
互いのクセは研究済みだ。
情報をかき集め、敵情視察も念入りに行って、今、堂々と勝負に挑む。

そんな彼らを少し離れた高いところからぼんやり眺めている。
僕とは全く関係ない世界に生きる彼らを、縁あってこうして静かに見守ることになろうとは、全く人生とは何が起こるかわからないものだ。
それはある日突然僕の隣にやってきて、少し座り心地の悪い椅子を用意してくれた。

一番遠くにあったものが、一番近くへやってきた。
少し照れくさい。
そして大いに羨ましい彼らの世界に触れることができて、僕もちょっぴり誇らしい。

ライバル同士が何かコトバを交わしている。
男同士の、戦士同士のエールの交換だろうか。

かっこいいよ、とっても。

※ホンモノのアスリートは匂いさえ違っているように思える。
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by ten2547 | 2006-10-03 23:58 | 戯言