若パパ

休日の川沿いの遊歩道、都心の交差点、地下街、電車の中...
楽しそうな家族連れが行く。
かわいい双子の男の子が服も靴も全部おそろいで、さらさらの髪と透き通るような肌で歩いている。
その傍らの両親、当然ながらパパを見てしまう。
ステキなパパでよかったね。

昨日、ひょんなことで僕が独身であることがわかり、今まで、別に騙していたわけではないけれど、勝手に既婚者と思い込んでいた「主婦」に取り囲まれる羽目になった。
いい人がいるから紹介する、と迫られタジタジとなる。

僕も、普通だったら、あのパパみたいに自分の子供の手を引いて休日の繁華街や公園を歩いていたのだろうか?想像もできないけれど、親に孫の顔も見せられず、少子化に拍車をかける自分がそういった「社会問題」に取り組んでいるのも何だか後ろめたいのもあいまって、極力そういう話題は避けてきた。一人暮らしゆえに一般的な日常生活のことに関しては多少は詳しくもなる。だからいかにも「2人の子持ち」みたいに思われたのかもしれない。

仕事で話をしていると、聞きもしないのに向こうから自分は独身ですから、と告げられる。私もそうですよ、と言いそびれて何だかその後も言い出せない。
なぜ自分からそんなことをわざわざ報告するんだろうか。
別に彼が結婚していようが、子供がいようがいまいが、どんな性的嗜好があろうが、仕事には関係ないのにな。むしろ僕も自分のことを話さないといけなくなるのが面倒だ。

主婦たちの攻撃はますます激しさを増していく。知り合いにちょうどいいのがいるだとか、お見合いをするべきだとか、皆に声かけておくとか、日常の退屈をまぎらわすかのように、今まで遠慮していた分、自分達のエリアに僕を引き込もうとする。

でも、僕の将来は決まっている。
多少は普通でありたいという願望はあっても、それについて努力しようという気にはなれない。
僕の未来は全て見えている。

全国の若パパにエールを!

※っても僕はもう若くはないけど...
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by ten2547 | 2006-09-24 10:32 | 戯言