禁断の笑い

さて、ビーチにも飽きたので映画でも観ましょうということになった。
映画なんかどこでも観れるじゃろうがなどと言わずに足を運んでみる。
外国映画(洋画?)だと聞き取れない上に字幕がタイ語になるのでちょっと苦しいため、英語の字幕付きのタイ映画を観ることにする。以前観たアクションものがなかなか面白かったので、今度はコメディにしてみた。
友人の話ではこの映画には字幕はなしとのことだったので、ストーリーを理解することは諦め、映像と雰囲気で笑えればいいかな~などと気楽に考えていたが、始まってみるとちゃんと英語の字幕がついていてひとまずホッとする。(とは言え短い時間で全てを読み取る力はないのではありますが..)
お話は大体こんな感じ。水子の霊がお化け(ピー)となってある村に現れ、人々を驚かせまくる。たまりかねた村人が僧のもとに集まり、対策を話し合う。なぜ子供のピーが現れたのか不明のため、僧が直接ピーに会って確かめることになり、村人が見守る中その秘密が明かされる。ピーは僧侶がまだ出家する前の俗世間時代にある女性に生ませた子供で、母親は精神を病んで浮浪者となり、父親は自分の不甲斐なさを反省して僧になった。水子の霊はそんな両親に会いにピーとなって現れた。な~んてところで、結構笑わせてくれることはくれるのだけど、これはあの国ではよくあることで、人の身体的特徴を笑いのネタにすることがある。この映画でも所謂「こびと」と呼ばれる身体の小さい人が出てきてかなりめちゃくちゃにいじられるのだが、これが全く笑えない。むしろ嫌悪感を感じる。人権とか大げさなことではなく、ただ受け入れがたい。だけど周りは大爆笑の渦..文化の違いとしかいいようがないけど、あのシーンは別になくても映画は成立していたようにも思う。どういう展開でそうなったか僕がよく理解できなかっただけかもしれない。(いじめられっ子の「こびと」が、みんなを驚かそうと子供のピーに化けてみるのだが、誰も驚かないどころか益々痛めつけられるのだ。)
そういえば、以前、「タイタニック」を観たとき、最後の方でローズが救助の船への合図にホイッスルを吹くシーンでなぜか爆笑が起こり、笑いのツボの違いを思い知らされたものだった。

異文化を理解するのはたやすいことではないようです。

※それにしても映画館、冷房が効きすぎて凍えそうだったぞ!
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by ten2547 | 2006-08-20 15:02 | 旅行