愛しのウンセンスープとの再会

颯爽とその兄ちゃんはバイク屋台でやって来た。
その独特のいでたちは紛れもなくあの日、僕を大感激させてくれたスープ屋台に違いない。
僕は早速あの味を確かめようと思って愕然とした。
さっき、たらふく食べたばかりで、全然お腹が空いてないじゃないか!
しかし、ここで食べねば次はいつ会えるかもわからないしな。多少無理をすれば春雨くらい何とかなるさ。しばし躊躇したのち、誰よりも早く屋台に駆け寄った。
「春雨スープ下さい!」
兄ちゃんは手際よくプラスチックのどんぶりにスープをよそってくれる。
そうだ、この色、この香り、やっと再会できたんだな。
さて、あの感激をもう一度のはずだったのだが、一口啜ってみても、春雨を運んでみても、今ひとつ伝わってこない。
調味料の分量を間違えたのか、味が変わったのか、腹が減ってないせいか、はたまた「しらふ」のせいか、理由は定かではないが、あまり美味しくなかった。

やはり最初の感動に勝るものはないということか。

※どうやら夜10時半になるとやって来るらしい。
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by ten2547 | 2006-08-17 20:26 | 旅行