祭りのあと

連休は終わり、日常がまた始まった。
腰痛と睡眠不足というお土産とともに。

沖縄の太陽は輝き、空も海も風も心地よく、
出会った人々も皆、暖かかった。

そんな最高の気分で書き始めた日記が途中で消えてしまい、
この味気ない部屋ではもう二度と再現できない幻となった。

遊ぶには体力がいる。
お金も時間も必要だろうけど、何よりも体力だ。
あるいは自分に応じた遊びをしないといけないということだろう。
どんなに背伸びをしても、25歳にはかなわない。
海の中ではかなりの圧力が身体にかかっているし、体温保持のためにいつもより燃焼しているだろう。重い装備を背負って、それでも美しい魚達に歓喜しながら手足を動かす。
一度に僕にかけられる負担に、身体が悲鳴をあげている。
酸素ボンベのせいで喉がかわく、腹も減る。
揺れる船の上で、僕は自分でも驚くほどの食欲だ。
酔って全部吐いてしまうかもしれないのに、食べずにはいられないほど空腹だった。
体験ダイビングとはいえ、僕には十分すぎるほどの刺激的な時間で、
このために来たんだと、多少の無駄と現実逃避は許してしまおう。

楽しい時間は短い。
だから楽しい。

祭りは終わった。
余韻は、まだしばらく続くだろう。
腰の痛みと、たぶん送られてくる海中写真、街で耳にした音楽、そして、
味は薄まったけれど、自分の書いた日記なんかを読み返し、
また行こう。

そう思えるうちは、自分は大丈夫、かな。
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by ten2547 | 2004-10-13 22:18 | 旅行