祭りの夜

子どもの頃から人ごみが苦手だった、そうだ。
祭りなんて、楽しくて、屋台が出て、子どもだったら喜びそうなもんだけど、
僕は僕自身が覚えていないくらい小さな頃から、
拒否反応を示していた、そうだ。
何が嫌なのかはよくわからないが、
そう言われて育ったせいか、もともとそういう性質なのか、
大人になっても人ごみがあまり得意ではない、ようだ。

祭りも大して見たこと無い僕が言うのもなんだが、
長崎の精霊流し(あれは祭りかどうか定かではないが)はかなりの衝撃があった。
さだまさしさんの歌のイメージもあって、きっとしんみりした、厳かな雰囲気の、、なんて思っていたらとんでもない。ものすごい爆竹の轟音と火花が襲い掛かる恐怖の祭典だった。
足元に耳元に爆竹が飛んでくる。爆竹は確かお清めの意味があったように記憶しているが、
とにかくエキサイティングで、興奮しっぱなしの、楽しく、こわい、今でも忘れられない夜だ。

ここ那覇では国道を通行止めにして、巨大な綱引き大会が行われた。
中央分離帯を取り外して、中央に置かれた綱を、東西に分かれて引っ張るのだが、
僕は、ホテルのテレビで見た。
ホテルのすぐ近くでやっていることは知ってるが、あの人ごみに飛び込むのは、、
最後は綱を切り取って(間違ってるかも)持ち帰る人々で街は興奮の余韻に包まれていた。

祭りを楽しめる人がうらやましい。
やっぱり一人でいるのがいけないんだな。
できたら自分の子どもと一緒に来てみたい。
僕の子どもは、素直に祭りを楽しんでくれるだろうか。
なんて、思ってみたりして。

今日はいいお天気で気持ちのいい一日だった。
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by ten2547 | 2004-10-10 21:38 | 旅行