南の果てのその果ての麗しき島に風吹きてのち..

こんな時に何なんだけど、休みとって高飛びするんだ。
「どこかへ行くんですか?」
「うん、ちょっとね」
これじゃ会話は成立しない。
どこに行くのか、誰と行くのか、何しに行くのか、誰も知らない。
知られちゃいけない?

ことの始まりは、まだ半袖が似合う季節にふとしたことがきっかけだった。
冗談でもなく、本気でもなく、話の流れで言ってみただけなのに、いつの間にか実現に向けて動き出していた。本気にはしてなかった。忙しい僕らがまるで誰かのうちに遊びに行くように休みを合わせて旅行に出かけるなんて、不可能だと思った。
日帰りならまだわかる。1泊ぐらいならできるだろう。2泊となれば難しくなるがまだ可能性はある。結局3泊4日になって数々の障害を乗り越えて?あさってホントに出発となった。
たぶん、最初で最後の、人生でだ、最後の「旅行」になるだろう。
まだ、実感がわかない。
明日、会社から帰ったら荷造りして、それから..一体何を持っていけばいいんだろう?
どんな服を着ればいいんだろう?
今までで一番難しい旅になる。
果たして楽しいんだろうか、とさえ思ってしまう。ある意味珍道中だ。

まるで仕事のようだ。
その南の島の楽園には何が待ち受けているんだろう。
堅苦しい接待かもしれない。
僕の苦手な集団行動かもしれない。
だから、何も考えず、流れに身を任せよう。
暖かい風にただ吹かれていればいいんだから。

※生きて戻れればそれでいいや。
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by ten2547 | 2006-02-08 22:39 | 旅行