座れないイス

座るのがコワイ。
どうしても座れないイスがある。
高さ、シートのやわらかさと角度、背もたれの傾斜..一瞬腰をおろしただけでダメだとわかる。「すみません、これこれの事情で硬いイスでないとダメなんですが他にありませんか?」何度このお願いをしたことだろう。何とか探して持って来てくれたところもあれば、ありません、とだけ言われたこともある。立ったままでごはんを食べた。話を聞いた。しょうがないだろ、座れないんだから。
辛いのが車のシートだ。タクシーに乗っても深々とは座れない。前の方にちょこんと腰掛けて、前の席の背もたれにしがみつく。自分で運転する時は座布団とクッションを敷き詰めて、なるべく座席を前に移動してハンドルにしがみつくような格好になる。恥ずかしいけど、これしか他に方法がない。新幹線のシートも辛い。上着や洋服を座布団がわりにする。もちろん、リクライニングは使えない。「硬くて平らで背もたれと座部が直角なイス」が理想だ。

寝るのもコワイ。
どうしても使えないベッドがある。
ふわふわで身体が深く沈みこむものは一晩で悪化の要因となる。
ホテルを予約する時、一番気になるのがベッドの硬さだ。これを事前に確かめないと連泊は厳しい。行ってからダメだとわかると床に寝るしかない。

イスやベッドは健常者にとっても重要だと思う。
特にベッドや枕はその上で過ごす時間も長いので、首や背骨、腰に与える影響は大きい。最近は自分にあった枕をオーダーできたり、いろんな寝具が開発されてるので自宅であれば選ぶことは可能だ。外泊する時、注文できるところならいいが、そうでない場合、結構辛い一夜を過ごすこととなる。それでもお願いしなくちゃならないときはお願いするしかない。

タクシーで、あまり辛いので横にならせてもらった。別に何も言われなかったが、特に断わらなかったので横柄な客だと思われたかもしれない。時には放置されるのも心地いい。

※笑顔よりも硬いイスが欲しかったな..Aホテルのカフェのおねえさんへ
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by ten2547 | 2006-01-09 17:37 | 旅行