ケータイ天国~ヒトはサルになった~ 

かの国もケータイ文化花盛りだが、この国はもっと違う意味でケータイなくしては生きていけない。かつて固定電話に申し込んでから開通するまで10年かかると言われたところに、天から降ってきた文明の利器に人々は狂喜した。これほどこの国のおしゃべり好きで寂しがりやで見栄っ張りな人々にピッタリなおもちゃはないだろう。
人類の進化のように一歩ずつ利便さを追求し、開発し、豊かさを謳歌してきた勤勉な国の人から見ると、最後の美味しいところをさらっていく要領のいい奴に見えるかもしれないが、まさに時代のタイミングの妙としか言いようがない。公衆電話の数も少なく、やっと見つけたら故障中、電話をかけるのに汗だくになった頃を思うと今は天国だ。歩きながらでも、ご飯食べながらでも、電車やバスの中でも、大好きなあの人とおしゃべりできるなんて!!あ~シアワセ!

僕は異次元の世界に迷い込んだ。
フロアの全てがケータイ売り場だ。何千台という機種が延々と陳列され、身動きできないほどの人で溢れていた。ここはケータイ天国ならぬ地獄だ。この中から自分にあった機種を選ぶなんてそれこそ10年くらいかかりそうだ。
「車内では携帯電話での通話はお控えいただきますようお願い致します。」なんてアナウンスは一切ない。むしろ電車に乗ったらケータイするのがここでは常識だ。あらゆる言語が飛び交う。もうケータイなしでは生きられない。老若男女、24時間ケータイケータイケータイケータイ..。
イケータイ!!!

よかったね。

※でも僕はやっぱり電話は苦手なまま。
  「どうして電話くれなかったの?」
  「・・・・・・・。」
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by ten2547 | 2005-08-16 23:35 | 旅行