モーラムの夜

倒れるくらい暑いというのに「野外ライブ」かい?と、思いつつも、
倒れるくらい暑いからって、このノリノリを座って聞いてていいのかい?と、シ~ンとした会場を見渡す。
みんな、踊ろうよ!
シャイなのか、やっぱり暑いからイヤなのか、一部の集団しか盛り上がらない。
ま、いいか。他人のことなんか気にせずに、どういう流儀が正しいのか僕にはわからないけど、身体が自然にタテノリに反応し始める。そこからは、もう止まらない。

その会場に来ている人々は「田舎者」だ。
巨大な都会の片隅で細々と生活している市井の人々だ。
ささやかな楽しみは香りがついた程度の薄い水割りに歌と踊り。
それはあまりにティピカルな偏見なのかもしれないけれど、バクハツしきれない彼らを見ていると、勝手にそんなことを想像してしまう。この暑いのにようやるのうあいつらは!って思ってるかもしれない。そうであって欲しい。一緒に踊って騒いで笑って欲しかった。目で合図する。ホラ、我慢しないで、ね、踊りましょうよ。2秒ほどためらった彼女は立ち上がり、はじけた。ソレソレ~
な~んてまたまた酔った頭で色んな世界を浮遊する。

※夢か現か、そこに僕は確かに居た。はず。
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by ten2547 | 2005-05-05 16:38 | 旅行