三都三様

遷都は関係ない。
ただ何となくそうしてみたかったので、西へ向かった。

キミにとっては初めての、
僕にとっては懐かしの、
二人にとっては思い出の、
それより何といっても食いだおれの...
きつねうどん。

無口になるよね。
圧倒されるよね。
ずっといい天気だったのが嬉しくてさ、
キミの不調を知っていながら、
自分の体調も万全じゃなくても、
ただひたすら歩いた。

新緑を浴びて、太陽を浴びて、
僕らのささやかな休日は三つの街で結実した。
キャベツと一緒やね。

叫びたくなるほどの幸福感に身震いし、
ついていけない情けない体力をお酒でごまかし、
「自慢の彼」を見せびらかす風情で無理していても、
それをどんなに風に実現しようと、
むしろ重荷にさえ感じる幸福に押しつぶされそうになる。

僕の迷いを見事に代弁する一言に感嘆する。
ほんまにええの?
自分でええんか?

東山の小道でも、
新世界のお座敷でも、
港を彩る夜景でさえ、
YESというにはほど遠く感じる。

死にたくなるほど、キミが好き。
めっちゃ好っきゃねん。


※笑って、泣いて、食べて、飲んだ。
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by ten2547 | 2010-05-06 22:18 | 赤室