すもももももも...

人生で最も幸福な日。
そんな日が来るなんて夢にも思っていなかった。

何もかもが初体験のような感覚で、
次から次へと遊園地のアトラクションを楽しむように時を貪った。
お腹がいっぱいでも、たとえお腹を壊そうとも、それでもいいとうなずいた。
僕らの間にNOは存在しない。
朝が来て夜が来る自然な営みを、ずっと前からそうだったように受け入れている。

これは本当に僕、なんだろうか?
たった3週間で全く違う人間に生まれ変わったようだ。
一人の人の存在によって、それはもたらされた奇跡。
それはずっと探していた穏やかな日々。
幸福で温かい平凡な日常。
人生のゴール。

あとは共に生きて死ぬだけ。
今死んだら最高だ。

カミサマは最高のご褒美と最悪の試練を一度に与えてくれる。
選択ではなく、同時進行で。
そのどちらも不可欠で、そのどちらも不必要で、
そのどちらも同じ答を導き出すヒントになった。

惜しみなく与える。
遠慮なく受け取る。

正直に打ち明ける。
真摯に受け止める。

きちんと反論する。
ちゃんと反応する。

疑問な点は質問する。
ありのままを答える。

そんな些細なやり取りの中に見えたのは
夜道を並んで歩きながら手を繋ぐことだったり、
出勤する姿を見送ったりすることだったり、
向かい合ってご飯を食べたりすることだけじゃなく、
むやみに背中を向けたりしないことなんかでもある。

遠い遠い昔、僕らはどこかで繋がっていた。
どこかで出会い、どこかで助け合い、
あるいはもっと深い間柄だったのかもしれない。

あの日目覚めた瞬間から、
僕らの「関係」は再開したんだ。

文字通り太古の眠りから覚めて...


※がんばって食べるよ。李も桃も、ね。
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by ten2547 | 2009-07-27 22:18 | 赤室