お仕事ですか?

別に悪いことは何もしていないのに、なぜか、いつも、必ずといっていいほど、入国時の税関検査ではすごく緊張する。
≪オマエ、一人で旅行なんてゼッテー怪しい。どうせろくでもないことしに行ってるんだろう?いかがわしいものの一つや二つ持って帰って来てんじゃないのかぁ??≫という風に見られてるんだろうな、とか勝手に思ってしまうせいもある(やや被害妄想気味)。
事実彼らは人をかなりの割合で見た目で判断する(と思われる)。服装や持ち物、アクセサリーや日焼け度合い、(見た目の)年齢+パスポートの渡航歴、単独かグループか家族連れか、云々。
中でも一番怪しいのが「中年男性の東南アジア一人旅(自称)」で、カウンターに近づくだけで目がそう言っている。だからドキドキする...
最初に必ず聞かれるのが「お仕事ですか?」である。
んなわけねえべ、この時期に仕事なんてよ~とか思うが、いえ、休暇です。と沈むように答える。いっそのことハイ仕事っす。って言ってみようかなとも思うが、きっと目にウソの色が出てしまい、100倍突っ込まれそうなのでここは正直に...。旅のお伴である機内持ち込み用の鞄もいかにもパソコンが入ってそうな奴だからかも知れないが、なぜご旅行ですかとは聞かれないのかはナゾである。
そしてスーツケースは面倒だからか、その鞄は開けられる確率はかなり高い。成田のような超多忙な空港は別としてそれ以外の国際空港で、早朝着のような比較的人が少ない時間帯だとご丁寧にスーツケースも開けられるし、靴を脱げとか言われるし、そのうち別室でパンツも脱げと言われるかな~という覚悟の下、帰国時は一番いい下着を身につけることを心掛けている(わけはない)。
とにかく、鞄の中身に興味があるのでしょう、今回もご披露しました。違法なもの(葉っぱや白い粉や拳銃にエロDVD、生肉に生きた亀、それから...)はもちろんありませんし、パソコンも入っておりません。休日は時計すらしない僕がパソコンなんて持って行くはずないじゃない。(メンドクサイ)
それでも彼らは≪あ・や・し・い・ぞ≫という視線を最後まで飛ばして来る。僕は怖くて視線を合わせられないのでそれがかえって益々怪しいのかもしれない。(いい男だったらガン見するかも??)
出口を出るまで油断大敵で、堂々と何もなかったかのように出て行かねばなりません(って何もないってば)
こうして楽しかった旅はようやく終わりを告げるのでした。
おしまい。


※お仕事ご苦労様です。
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by ten2547 | 2009-05-06 14:21 | 旅行